先週3月7日~2日間、電子情報通信学会LOIS研究会に参加してきました。電子情報通信学会は、基礎・境界、通信、エレクトロニクス、情報・システム、ヒューマンコミュニケーション等の幅広い分野をカバーする会員数34000人の大きな学会で、その中でLOIS研究会は、オフィスシステムの基本となるインフラなどの要素技術からアプリケーションなどの応用技術やシステム化技術まで幅広く扱っている研究会です。LOISはLife intelligence and Office information systemの略で、近年、ネット上に蓄積されている個人の生活の履歴(ライフログ)等や企業で蓄積されている大量のデータの活用法等に関して活発な議論、情報交換を行なっています。本ゼミが対象とするWebプログラミング、データマイニング、情報可視化はいずれも本研究会のカバー範囲になっております。
LOIS研究会は年6回開催されていますが、3月に開催される研究会は、時期的に卒業論文や修士論文の研究の発表に適していることから、特に発表件数が多くなっております。また、2008年度から沖縄県で開催されるようになってから様々な組織の研究者が集まるようになり、発表内容も優れたものが多く発表されるようになりました。ちなみにLOIS研究会で3月での投稿論文数の推移は、次のようになっております。
今回の発表は宮古島開催で、企業からは7件、大学からは25件の発表があり、全体で38件の発表が行われました。最近は女性研究者の発表が増え、今年は津田塾大学から6件の発表があるなど合計10件の発表がありました。概要はこちらのプログラムをご覧下さい。
来年度2014年3月の開催は石垣島を予定しているそうです。是非、卒業研究で優れた成果を上げて石垣島で発表してはいかがでしょうか。写真は今回の会場から近い砂山ビーチ@宮古島です。