2021年度卒業生の松本千里さんが、3月3日に開催された電子情報通信学会LOIS研究会で、卒業研究で行った「摘粒支援のためのブドウ果粒検出モデルの構築」を発表しました。この研究は、シャインマスカットなどの生食用ブドウの摘粒作業を支援するためカメラ画像からブドウの粒の数を高精度で推定するものです。これを実現するため、実際に農園で多くのブドウを撮影して、一つ一つの画像に正解データを付与して、深層学習による学習モデルを構築しました。この発表は、2022年5月6日にLOIS研究会の3月研究会におけるLOISグッドプレゼンテーション賞に選ばれておりましたが、2023年8月4日に開催されたLOIS研究会で2022年のLOIS若手研究者賞を受賞しました。