「卒業研究エクスプローラー」を公開しました

by fujimura
卒業研究AI
#卒業研究エクスプローラー#ゼミ紹介#Embedding#LLM#可視化#D3.js

2年生のみなさん、ゼミ選びは進んでいますか?「このゼミでは、実際にどんな卒業研究をしているんだろう?」を気軽に確かめられるように、藤村ゼミの2020〜2026年度の卒業研究75件を一度に見渡せる卒業研究エクスプローラーを作りました。

👉 https://web.fujimura.com/visualize-graduation-works/

PCのブラウザで開くのがおすすめです。

藤村ゼミってどんなゼミ?

藤村ゼミは、大妻女子大学 社会情報学部 情報デザイン専攻のゼミです。卒業研究では、自分のアイデアを実際に動くシステムや作品として形にします。テーマは大きく分けて次の4つです。

  • AI … 生成AI・LLMを使ったアプリ、画像認識、AIエージェントなど
  • IoT・センサー … センサーやマイコンを使ったデバイス、LINE Botと連携した生活支援など
  • ブロックチェーン … NFTを使った学習支援・真贋判定・コミュニティなど
  • インタラクティブ表現 … 3D可視化、光のオブジェ、体の動きで操作する作品など

エクスプローラーを見ると、テーマの移り変わりも分かります。2020〜2021年度はLINE Bot、2022〜2024年度はNFT・NFC、2025年度以降は生成AI・LLMの研究が中心です。その時々の新しい技術を、自分の「好き」や「困りごと」と結びつけて研究するのが、藤村ゼミらしさだと思います。

エクスプローラーの使い方

画面上のタブで、2つの見方を切り替えられます。

類似度マップ —— 内容が近い研究ほど近くに並ぶ

類似度マップで「歌詞解釈マンガ化システム」を選んだところ

研究の概要をAIで読み取り、内容が似ている研究ほど近くに配置した地図です。点をクリックすると、研究の概要・キーワード・似ている研究が右側に表示されます。

上の画像は、2026年度の「歌詞解釈マンガ化システム」を選んだところです。2024年度の「歌詞からキャラクターを生成する研究」や、2025年度の「ニュース記事の漫画化」とつながっていることが分かります。先輩の研究を引き継いで発展させるのも、卒業研究のテーマの立て方の1つです。

太枠の点は、いま4年生が取り組んでいる2026年度の研究(中間発表時点)です。

キーワードツリー —— 興味のある分野からたどる

キーワードツリーで「生成AI」を選んだところ

研究に付けたキーワードを、大きな分類から細かい分類へと木の形に整理したものです。「AI・データサイエンス → 生成AI → LLM」のように、興味のある分野をたどって研究を絞り込めます。

研究を選ぶと「類似度マップでこの研究を見る」ボタンが出て、マップ上の位置もすぐに確認できます。反対に、類似度マップで表示されたキーワードを押すと、キーワードツリーに移動します。

おすすめの使い方

  1. 右上の検索欄に、興味のある言葉(「音楽」「料理」「アート」など)を入れてみる
  2. 気になった研究の「似ている研究」をたどってみる
  3. 太枠の2026年度の研究を見て、ゼミの「いま」を知る

「こんなことも卒業研究になるんだ」という発見があればうれしいです。

しくみ

研究の概要を、OpenAIのEmbeddingモデル(text-embedding-3-large)で数値のベクトルに変換し、内容の近さを計算しています。キーワードの付与と分類もLLMで行いました。作り方は、他の研究室でも使えるようにGitHubで公開しています。

https://github.com/kofujimura/visualize-graduation-works

各年度の卒業研究発表会の記事

各研究の紹介は、年度ごとの卒業研究発表会の記事でも読めます。

ゼミについて聞きたいことがあれば、気軽に研究室に来てください。