卒展に行こう!

ゼミの卒業研究で自分が何をしたいのか、具体的なイメージが沸かないという人も少なくないと思います。そこで、春休みは卒展のシーズンですので、卒展に出かけて多くの作品に触れるように努力しましょう。残念ながら今年度の卒展の多くは既に終わってしまいましたが、Web上にはいくつかの卒展の紹介がありますのでチェックしてみて下さい。

私は、情報デザイン分野に関連する2つの卒展に行きました。一つは千葉大学工学部デザイン学科の「意匠展」と、もう一つは多摩美術大学情報デザイン学科の「つながりのかさなり」です。

千葉大学工学部デザイン学科の「意匠展」は3月1日から三日間、秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催されていました。会場風景です。さすがデザイン学科で展示会場は美しいですね。

情報可視化の作品もありました。これはTwitterで配信しているトレンド語をうずまき上の3次元空間に配置して、ジョイスティックでいろいろな角度から眺められるようにした作品で、現地ではプロジェクターで壁に投影してデモを行なっていました。うずまき上にトレンド語が配置され上位の周辺部に新語が発生し、次第に中心部に沈んでいきますが、再び話題になると上に浮上するそうです。学部生とは思えない素晴らしい作品でした。

多摩美術大学情報デザイン学科の「つながりのかさなり」は3月8日から三日間、浅草橋HULIC HALLで開催されていました。会場風景です。これまた美しい展示会場です。作品の概要はネット上でも見ることができます。

会場で一際目立っていたのは、form giving pianoという作品です。この作品はピアノの88鍵盤分の座標をこれまたうずまき状(螺旋状)に配置し、鍵盤をたたくとその位置に図形が発生し、消えていくインタラクティブな作品です。当日はライブパフォーマンスが実施され、多くの聴衆を魅了していました。この作品はネット上にもありましたので、まずはご覧下さい:

多摩美術大学の美術学部全体の卒展は3月20日から四日間、八王子キャンパスで開催されます。今回、ご紹介した情報デザイン学科の作品も展示されているそうですのでまだ間に合います。行ける人は行ってみましょう。きっとやりたいことがインスパイアされる作品に出会えると思います。

追加:MEDIA FREE 多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース卒業制作展が3月15日から三日間、横浜赤レンガ倉庫1号館で、開催されるそうです。